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実業団のプライドかけ

 第34回読売犬山ハーフマラソンは来年2月26日、愛知県犬山市の日本陸連公認コースで行われる。コースはハーフマラソンと10キロの二つ。今回からハーフマラソン一般の部が予想タイム別の速い順に「豪傑」「猛者(もさ)」「つわもの」「初陣(ういじん)」の各男女の部に分けられ、ハーフ陸連登録の部と10キロ陸連登録、同一般の各男女の部を合わせた計14部門で争われる。国宝・犬山城の城下町を走り抜ける風光明媚(めいび)なコースに、大勢のランナーがそれぞれの目標を目指して挑む。

愛三工業陸上部 (愛知県大府市)

「思い切ったレースを」「優勝狙う」


読売犬山ハーフマラソンに向けて、トレーニングに励む愛三工業陸上部の選手(愛知県大府市で)=高橋はるか撮影

 12月に入り、愛三工業陸上部(愛知県大府市)は練習のピッチを上げている。見据えているのは、元日の全日本実業団駅伝(ニューイヤー駅伝)、2月26日の読売犬山ハーフマラソンの二つ。息が白くなるにつれて、練習にも熱気がこもってきた。

 東洋大時代は箱根駅伝、ダイエーではマラソンで活躍した仙内勇監督(51)が率いる陸上部はケニア人2人を含めて計13人。11月の中部実業団駅伝では、パトリック・ムエンド・ムワカ選手が2区で区間新をマークするなど活躍し、5位でニューイヤー駅伝の出場を決めた。

 チームとしての目標がニューイヤー駅伝なら、選手個人の目標が読売犬山ハーフだ。仙内監督は「地元で知名度のある大会。関東からの学生も多く出場するから、『負けられない』という実業団選手としてのプライドがレベルアップにつながる」と話す。

 今年の犬山では舩越大輔選手(27)が登録男子の部4位、昨年は川畑憲三選手(27)が同5位に入賞するなど、上位に食い込んでいる。来年のエントリーはまだ決まっていないが、仙内監督は6人ほどの出場を考えている。

 出場を予定している仲野旭彦選手(31)は、「この2年、ひざの故障などに泣いてきたが、最近になって、ようやくしっかり練習できるようになった。犬山では思い切ったレースをしたい」と意気込む。

 2005年の犬山で5位に入賞した山内貴司選手(30)は、1時間2分台の自己ベストを持っている。「05年の雪辱を果たす。今回は優勝を狙いに行きます」と言い切る。

 今年のニューイヤー駅伝は31位にとどまったが、来年は20位以内を目標に掲げている。「ニューイヤーで好成績を挙げ、犬山への弾みをつけたい」。仙内監督の選手を見詰める目は日に日に厳しくなってきた。

 主催 愛知陸上競技協会、読売新聞社、犬山市
 後援 愛知県、扶桑町、犬山市・扶桑町各教育委員会、同各体育協会、犬山商工会議所、犬山市観光協会、中京テレビ放送、報知新聞社
 特別協賛 トーエネック
 協賛 名古屋鉄道、清水建設
 協力 陸上自衛隊春日井駐屯地、サントリープロダクツ


◎シンガポールマラソン 招待の2人完走




 シンガポールには二つのナイトレースがある。ひとつは自動車のF1、もうひとつがマラソンだ。今月4日に行われたスタンダードチャータード・マラソン・シンガポール=写真右=には、フルマラソン、ハーフ、10キロ、5キロ、キッズ、駅伝に計約6万5000人が参加した。このうち2万人がフルマラソンに挑戦。今年2月の読売犬山ハーフで行われた招待ツアー企画(シンガポール航空、オーバーシーズトラベル提供)に当選した愛知県小牧市の世古あいさん(30)=写真左=、同県日進市の杉浦哲也さん(33)=同右=ら、日本からも約300人が出場した。

 犬山からの2人は完走し、「イルミネーションで飾られた目抜き通りをマラソンで占有しているみたいで興奮した」(杉浦さん)、「都会の街並み、熱帯の並木道が印象的でした」(世古さん)と話した。2人は来年の読売犬山ハーフにも参加する予定だ。


募る「豪傑」「猛者」「つわもの」「初陣」

市民ランナーら続々エントリー

 大会事務局には、全国各地から自己記録更新を目指す競技者、完走を目標に掲げる市民ランナーら多くのエントリーが寄せられている。参加申し込みは、定員(ハーフ5000人、10キロ3000人)になり次第締め切る。満たない場合は1月26日まで受け付ける。今回から有料、事前予約制となった駐車場は、すでに予定台数(800台)に達したため締め切った。

 開催要項は次の通り。

 【参加資格】
 ▽登録の部=日本陸連登録競技者。ハーフは満18歳以上(高校生不可)、10キロは満15歳以上(中学生不可)
 ▽一般の部=ハーフは満19歳以上、10キロは中学生以下を除く男女

 【種目・部門】
 ▽登録の部=ハーフ男女、10キロ男女
 ▽一般の部=ハーフは「豪傑」(予想タイム1時間28分以内)、「猛者」(同1時間40分以内)、「つわもの」(同1時間50分以内)、「初陣」(完走目標)の各男女、10キロ男女

 【スタート】
 ▽午前9時45分=10キロ
 ▽同9時53分=ハーフ登録・豪傑
 ▽同9時57分=猛者
 ▽同10時1分=つわもの
 ▽同10時5分=初陣

 【制限時間】ハーフ2時間5分、10キロ1時間5分

 【参加料】ハーフ3800円、10キロ3300円

【申し込み】

 

インターネット・携帯サイト(http://runnet.jp/)
または所定の振替用紙でゆうちょ銀行、郵便局で

 【募集期間】
 振替用紙の場合は12月22日、インターネット・携帯サイトは来年1月26日まで。登録の部はいずれも1月10日まで

 【問い合わせ、申込書の請求先】
 〒152・8532 東京都目黒区原町1の31の9、「読売犬山ハーフマラソン」エントリーセンター(03・3714・7924)。土日・祝日、12月23日〜来年1月4日は休み



2011年12月14日  読売新聞)
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